神戸こどもblog

保育士の資格がとれる専修学校「神戸こども総合専門学院」のブログです。六甲山の西、標高407m、豊かな自然のなかにあります。
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絵本『ゆきとトナカイのうた』

『ゆきとトナカイのうた』(絵本)
ボディル・ハグブリンク(作・絵) 山内清子(やまのうちきよこ)訳
ポプラ社 1300円+税
2001年11月発行
64p 大型変型(縦307×230)厚11mm 上製 610g
ISBN 4-591-07020-4
*福武書店より1990年に刊行されたものの復刊。

※現在、出版社では品切れです。
図書館か古本で読んでください。

北極圏の雪原に生きる人たちを描く

スタイルは「絵本」ですが、文字も絵もたっぷりあり、
そのぶんページ数も多く、
読み応え 見応えがあります。

ノルウェー北部、北緯66度33分以北の
北極圏に住む「サーメ語を使う人たち」という意味の
「サーメ」たちの、
冬の暮らしぶりを伝えている絵本です。

サーメたちは
「ラップランド」に住んでいます。

ラップランドの「ラップ」とは、
サーメの言葉で
「北の端」を意味するのだそうです。


ラップランド(赤色の部分)
ウィキペディアより


主人公は
「マリット・インガ」という名をもつ5歳の女の子です。

マリット・インガをはじめ、
女性も男性も、子どももおとなも、
赤い帽子をかぶり、
赤い模様の入った上着(マントかな?)を身につけ、
そして
靴下も赤くて、とても美しい。

そう、サンタクロースのようです。


あたしは まだ五さいですが、
たんじょうびのたびに トナカイをもらうので、
としのかずだけ トナカイをもっています。
(本書より)


たぶん
人間よりトナカイのほうが ずっと数が多いのでしょう。

冬が近づくと、
サーメたちは
トナカイたちを飼育できる場所に引っ越します。

その引っ越しの様子、
トナカイと人間との関係が とてもよくわかります。


きょう
とうさんが トナカイを一とう つぶしました。
にくは もちろん、
かわも ないぞうも だいじです。
すてるところなんか ありません。
すねのかわを はぎながら とうさんがいいました。
 「これで マリット・インガの くつができるね」
(本書より)


※記事とは関係ありません


クリスマスの頃になると、
太陽は地平線の下に沈んだままで、
一日中 日が射さないのです。

どんな暮らしなんでしょうね。
ここにもちゃんと
サンタクロースはやってきます!


冬の夜空にはオーロラが現れ、
雪原をバラ色に染めるのだそうです。
すてきですね。


こんな厳しい自然環境のなかでも、
家族をひとつの単位として
共同生活している人たちがいる。

トナカイは 家族と同じ扱いを受け
大切にされている。

絵本を読みすすめていくと、
太陽が
いつまた現れるのかと 期待する気持ちになります。

やがて その姿はまだ見せないまでも、
太陽は
空をオレンジ色に照らし出すようになります。


あしたは もっとながく かがやいてくれるでしょう。
あさっては もっともっとながく。
まいにち まいにち すこしずつながくなって、
そのうち
あさからばんまで かがやいてくれるようになるのです。
そのころになったら あたしたちは、
トナカイと いっしょに
ひろいひろい こうげんをわたって、
はるのテントむらへ ひっこしていきます。
(本書より)


ラップランドに滞在し、
サーメの人々とともに
7か月暮らした経験をもとにして かかれた作品です。




神戸こども

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