一定期間更新がないため広告を表示しています
12月15日
-- フクシマの「子ども」を放射能から守るために --
という集まりがありました
(神戸・元町 私学会館にて)
本校は、この集まりの
呼びかけ団体のひとつに加わりました
挨拶する田中英雄学院長
講演をする 田中徳雲さん (南相馬市 / 仲禅寺住職)
演題「私から見たフクシマの現状」
ここをクリックすると Ustream.tv で見ることができます
田中徳雲さんのTwitter名 morinikaerou
きょうは お知らせがあります。
とうとう師走になり 新しい年を迎える準備に入ると
何かと区切りということを考えるものです。
このブログは、いつのまにか毎日更新を維持するようになりました。
このように継続していくと
インターネット上の玄関=ホームページとの連携を
より図ることが求められるようになりました。
そして、このたび
ホームページのリニューアルに着手することになりました。
ホームページのリニューアルは
年明け1月中を目指したいと計画中です。
一方、ブログは このほど連続更新200日を超えました。
じつは、当初、毎日更新は目標ではありませんでした。
学校の休日、土日もなんとなくアップしていき
学生さんのみなさんの元気をお伝えしていくうちに
なんだかいつのまにか「毎日更新」がノルマのようになってしまいました。
休まず更新を続けるのは
それなりに負担がかかります。
それで、リニューアルを機会に
毎日更新の役割を終えることとします。
ホームページとの連携をどのように図ってていくか
その検討のためにも、改装休業が必要です。
年内 12月22日をもって、一時お休みをいただき
年明けは 1月11日から再開いたします。
12/22までは適宜アップしてまいります。
ご理解の程、よろしくお願いいたします。
神戸学院大学法学部主催
ハンセン病シンポジウム
に参加してきました
神戸学院大学にリンク
B104教室には 担当の春日勉先生の講座受講生と
関心をもつ学内学生 そして市民たち 約230人が集まりました
私がハンセン病の患者さんと出会ったのは中学3年生
47年も前のことです
瀬戸内海に浮かぶ小島にハンセン病の療養所がありました
長島愛生園
岡山県沿岸の町、日生(ひなせ)から舟で40分
たった1つの船室
船室は箱のようになっていて外からは見えません
その舟に乗ることは、ハンセン病の島に行くことを意味します
落書きがいっぱいありました
記憶が薄れて内容はぼんやりですが
舟に乗った人の悲しみや希望が書かれていて
若い私の胸を痛めたことを覚えています
そのときから 春と夏 毎年行くようになりました
シンポジウムは すべて 学生がマイクを持ち 進行していました
シンポジウムの趣旨を説明したあと
ハンセン病患者が受けてきた差別をアニメで見ました
ゲストの一人
菊池恵楓園(熊本)の園長、酒本喜與志さんは
ハンセン病とは、どういう病気かを説明し
医学的にも隔離してきた過ちを述べました
スライドで見える光景は 熊本県にある療養所でした
国の施設だったからでしょう
熊本であっても岡山であっても その光景はそっくりでした
納骨堂があり 監獄がある
療養所を一生出ることのなかった多くの人たちの存在
住んでいた住居 表情 声まで思い出され
涙をとめることが出来ませんでした
ハンセン病にかかると神経が冒されます
火傷や怪我をしても痛みがなく
それで放置すると 皮膚が壊死し 腐臭を放ち
患者特有の顔面になったりします
それが差別を生むことになったのです
ハンセン病は らい菌による感染症です
しかし、その感染力は大変弱く
隔離する必要のない病気です
長島愛生園では、
ある患者さんのご夫婦を訪ねていました
「断種」の話も直接 聞きました
当時、そのように聞いていたにもかかわらず
信じたくないという気持ちからか受け入れられませんでした
しかし、今日、シンポジウムで
なんども その事実をつきつけられて
今更ながら 恐怖を抱きました
多磨全生園(東京)の歯科医長、宇野公男さんは
ハンセン病の歴史を話されました
人類の歴史で最も古い記述(聖書)があり
日本では1907年に「らい予防法」が施行され
患者の強制隔離が始まり
それは、偏見と差別の歴史であった
1996年に らい予防法は廃止されたが
しかし今もなお 偏見と差別はつづいている
春日ゼミの学生たちは この夏には
多摩全生園(たまぜんしょうえん)を訪ねています
現地に足を運び 法を学ぶ学生として
法のありかたを問うています
長島愛生園がおかれている
長島の海岸を歩きました
アサリもとりました
寝泊まりもしました
患者さんと話しもしました
養豚のブタさんにも会いました
島じゅう くまなく歩きました
島を離れるときは
患者さんの漕ぐ舟に乗せてもらいました
コーディネーターは、
神戸学院大学法科大学院教授の
内田博文さん(ハンセン病検証会議副座長)
法学部の学生が
なぜハンセン病に取り組むのか?
これに切り込みます
2時間30分に及ぶシンポジウム
途中の休憩なし
退出する学生も少なく 静かな教室に真剣さが漂う
2人の学生が
多摩全生園を訪ねて学んだ報告をしました
そこで述べられたこと
ゼミの学びや多摩全生園を訪問して思ったことがある
法律を守ることが必ずしも正しいわけではない
今までは法律違反さえしなければ
罪に問われることはないし
刑務所にも入らなくていいし
人間性を疑われることもない
そう思っていた
しかし ハンセン病は
感染力も弱く 早期発見と適切な治療で
完治できるようになった
しかし、そのあとも
らい予防法は 患者隔離政策の根拠となってきた
この法律を守るべきかどうかというと
そうは思えない
法律を守れば
みんなが平穏に暮らせると思っていた
私の考えは稚拙だった
人間とはどう生きるべきなのか
改めて考えさせられた
差別や偏見はどうしたらなくせるのか
真剣に考えていきたい
内田博文さんは
偏見や差別、いじめ問題に
欧米と比較して 日本は
傍観者が非常に多すぎる、と指摘した
傍観者がやめなさいと立ち上がれば
人権侵害はなくしていける
しかし 実際は
声をあげない 行動しない
学生に 問うている
どうすれば傍観者を減らせるか?と──
企画を進めた春日勉さんは
最後のあいさつで こう話しました
人のいたみを 自分のいたみ
として、どう受け取るか
そこが問われている
ここは 森林植物園 の
スポーツ広場
とっても広いんです
ここで 毎年1月中頃
とんどやき が 行われます
(写真、左寄りに、点火前の とんどが見えます)
さて、次回、 とんどやきの 予告です
2012年 1月 15日 (日曜日)
午前10時30分 〜 午後12時30分
この日は 入園料 駐車料金 とも 無料です
=== 趣 旨 ===
森林植物園「とんどやき」は、地元の各種団体の皆様と協働して、
阪神・淡路大震災10周年の平成17年1月16日(日)に第1回を実施し、
森林植物園の新春の恒例行事になっております。
阪神・淡路大震災、及び東日本大震災で犠牲となられた方々の鎮魂と、
併せて来園者皆さんの安全と健康を祈念することを目的として
第8回森林植物園「とんどやき」を開催します。
また、故事にならい「書き初め」を天高く上げての上達を願います。
(主催者より)
点火は、名誉園長で、女優でもある 真野響子さん(緑のコート)
とん汁 1000人分の 無料提供があります
( JA婦人部会のご協力による )
弓削牧場さんからは 500人分の 牛乳 無料提供です
このほかにも、有料または無料で
お餅つき
串カツ
白玉ぜんざい
みかん
神戸こども総合専門学院は
実行委員会メンバーです
本校主催の 親子で火おこし体験の テントがあります
火おこしは 毎年 大変な人気!!
子どもだけでなく
おとうさんが 子どもに いいところを みせようと
熱が入ったり します
学生さんも 練習して
子どもたちに 「すごい!」と 言わせてください
スタッフは けっこう 疲れます
手伝ってね
マキコ先生の ドングリゲームも 出店予定です
社会福祉の全体像は なかなかつかめない
制度(法)は複雑に整備される一方
地域福祉には専門性がますます求められつつある
紅葉を仰ぐ (記事とは関係ありません)
戦後の社会福祉の経緯をみていくだけでも
福祉国家づくりが目標とされた高度経済成長期
バブル崩壊による構造改革
(規制緩和と、自己責任=自立支援)
本格的な地域福祉への歩み
それぞれで 同じ福祉という言葉を使っても
目指すこと・意味合いが異なってくる
*
社会福祉における最初の専門資格は
社会福祉士
と
介護福祉士
どちらも1987年に制度化された
保育士については
2001年の法改正によって
旧法の呼称「保母」から改称され
国家資格(名称独占)となった
社会福祉士や 介護福祉士は
国家資格で名称独占は 認められているが、
業務独占は 認められていない。
( 保育士も同じ )
つまり
保育士の資格があれば
福祉の世界でしっかり働けるということだ
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